【モラ男劇場】名俳優!?大抵の人は騙されてしまう外面の良さ【モラハラ男と別れられない場合の対処法】
あなたは「モラハラ男」略して「モラ男」に出会ったことがありますか?
「んー、ないかなぁ〜」とお答えになったそこのあなた!
めちゃくちゃ良い人だと思っていたあの人が、もしかしたらモラ男かもしれませんよ!
モラ男は自分の株を上げられるならなんでもします。
嘘の優しさなんてお手の物。
日頃から自分を偽って生きているので、「素敵な理想の男性」を演じることなんて朝飯前です。
モラ男の作られた外面の良さに騙されていませんか、、、?
外面は優しくて魅力的な「モラ男」とは?
「モラ男」とは主に、親しい間柄の恋人や妻などのパートナーや子供、目下の人間である部下などに対してモラルハラスメントをする男性のことです。
暴言を吐く、無視をする、怖がらせる、経済的に困窮させるなど、物理的に暴力を振るうDVなどと違って、目に見える傷などがないため外部からは分かりにくいのが特徴で、心的DVとも言われています。
目に見えずとも、心に傷を負わせることもれっきとした DVであり許される行為ではありません。
それどころかモラ男の外面の良さ故に、誰かに悩みを打ち明けても「まさかあの人がそんなこと。。。」となかなか信じてもらえないなど、被害者は二重に苦しめられることになるのです。
モラ男が発覚する時とは?
まず初対面でモラ男かどうかを判断するのはなかなか至難の技でしょう。
初対面のあなたはまだ「外の人」なうえ、本人も良い人を演じ切っているのでなかなかボロを出しません。
なんせ外面の良さはピカイチですからね。
モラ男が本性を表すのは、あなたが「外の人」ではなくなった時です。
そしてあなたが自分から離れていかないだろうと確信した時から本格的な洗脳が始まります。
自分が気持ち良くなるためだけの悦に入った「モラ男劇場」の始まりです。
恐怖のモラ男劇場
モラ男は、自分がいかに凄い人間か、あなたより優れているかを事あるごとにあなたに刷り込みます。
周囲に対して外面良く演じていることもここで効力を発揮してきます。
「みんなも良い人だって言っているし、この人の言っていることは間違いないだろう」と思わせてきます。
そして逆に、あなたが如何に劣った人間であるか欠点を言葉巧みに刷り込んできます。(大概無理やり欠点だと思い込まされているでっち上げですが。。)
そして、「こんな欠点だらけの劣っている人間である私に、こんなに優れていて人気者の彼が見捨てないで側にいてくれるなんて、なんて有り難いんだろう。この人を手放してはいけない!」と思い込まされ、上下関係が出来上がります。
あなたの自己評価は地に落ち、モラ男の顔色ばかり伺って生きる日々が始まります。
ここまで来ればもうモラ男の思う壺。
あとはモラ男が悦に浸りながら自分本位に描いた、自分が気持ち良くなるためだけの「モラ男劇場」の脚本の中で踊らされるだけです。
「もしかしてモラ男かな?」と思ったら
上記のようなモラ男の片鱗が少しでも見えたなら、見て見ぬフリは絶対してはいけません。
惚れた弱みで、別れたくなくて、ついつい見て見ぬフリをしてしまいたくなる気持ちは分かりますが、ここで流されてしまうと、後々自分の首を締めることになってしまいます。
毅然とた態度を示し、彼の口車や思惑に乗ってはいけません。
そもそも「大事にするべき人」を貶めて自分を優位に立たせようとする人間の言っていることなんて正しいわけがありません。
「大事にするべき人」を利用して自分の自尊心を満たし悦に入って喜んでいるような人間は、誰かを幸せにする気なんてさらさらないのです。
自分が気持ち良くなることだけを考えています。
気持ち良くなるために虚構でも嘘でも自分を上げ、自分を上げるために「大事にするべき人」を下げるという暴挙に出るのです。
こういった相手にはどう対処すればいいかと言うと、もちろんそんな男とは直ちに別れるのが一番良いのですが、好きになってしまってからではなかなか心の整理もつけにくいのが悩みどころですよね。
そこで、いずれ別れた方が良いにせよ、すぐには別れられない場合の対処法をご紹介します。
モラ男と別れられない場合の対処法
まず第一に、自分は凄い人間だと人に思われたいモラ男は、プライドの高いナルシストな反面、ビビリの弱虫なので「攻撃が効かない、攻撃しかえされる」と感じるとめちゃくちゃ怯みます。
モラ男の自慢話は話半分で聞き流してください。
大概盛りに盛っています。
話半分どころか2割くらいの規模感で聞いてちょうど良いくらいでしょう。
ほぼ虚言だと思って聞き流しましょう。
そしてあなたの欠点やダメなところを執拗に言ってきたとしても、これも2割くらいで聞き流してください。
モラ男は、「確かに私にはそういうダメなところあるしな。。。」とあなた自身も思ってしまうような部分を30倍くらいの酷さにして言ってきます。
自分でその部分を改善したいと思うのなら、自分で努力すれば良いだけ。
わざわざ彼に責め立てられながら人格否定されてまで彼のために改善しなくもていいのです。
むしろ自己肯定感が下がると欠点は改善するどころか悪化します。
モラ男があなたの自己肯定感を下げるような発言をした場合は100%聞かなくて良いです。
それは真実ではなく、ただのモラ男劇場の一幕です。
絶対に舞台に上がらないでください。
どんな攻撃を受けても、いつでも毅然とした態度でいてください。
自己肯定感だけは明け渡してはいけません。
実は小心者のモラ男は、自分より強い人間にはモラってこなくなります。
自分は自分で守るべし
そして、外面が良くモラハラなんて絶対にしそうにもない男を演じ切っている彼の本性がモラ男であることを証明することができるのが「音声の録音や映像の録画」です。
DVは基本外部の人間に見えないところで繰り広げられるもので事実の証明が難しいため、DV被害者がすべきことは証拠を掴んでおくということです。
外面が良く、周りの友人も「まさか彼がそんなことするわけない。。。」と思ったとしても証拠があれば信じざるを得ないでしょうし、最悪法的手段に出ないといけなくなった場合にも悔しい思いをしなくて済みます。
自分のことは自分が守ってあげましょう。
モラハラは自己愛性パーソナリティ障害のひとつ
モラ男になんて100%出会いたくないですが、知らず知らずのうちに「良い人」の仮面を被って近づいてくるのがモラ男。
自分だけを愛しすぎている自己愛性パーソナリティ障害の一種で、本人に自覚がないのが特徴です。
自覚がないので、もちろん改善もできません。
例え「カウンセリングに行こう」と提案したところで、「自分は病気じゃない!」と激怒されるのがオチです。
恋愛や夫婦関係などについて相談されることは多々ありますが、少なくとも私の周りではモラ男と一緒にいて幸せになった人を見たことがありません。
逆に、頑張ってモラ男と別れた人はみんな新たなパートナーと幸せになっています。
もしモラ男と一緒に生きていくことを選ぶのなら、モラ男がモラッてきても「それがなんぼのもんじゃい!」とモラ男を黙らせるほどの強かさと、自己肯定感を維持する強い精神力が必要です。
そうでないと「モラ男劇場」に永遠に出演することになってしまいますから。。。