【簡単な見分け方】「好き」と「愛してる」って何が違うの?【好きは正義じゃない!?】
「誰かを愛したことはありますか?」と聞かれたらあなたは何と答えますか?
「好き」ってなに?
そもそも「好き」って何でしょう?
誰かを「好き」という状態は、
・その人のことを知りたくなる
・その人のことばかり考えてしまう
・その人のことを考えると幸せな気持ちになる
・その人を独り占めしたくなる
・その人に自分を好きになって欲しいと思う
・その人と一緒にいたいと思う
・その人にとって特別になりたいと思う
生まれてこの方、誰も好きになったことがない!なんて人の方が少ないと思うので、
「そーそー、好きってそんな感じだよね〜」と同意していただけるんじゃないでしょうか。
「愛してる」ってなに?
では、「誰かを愛したことはありますか?」と聞かれたらあなたは何と答えますか?
誰かを「愛している」という状態は、
・その人の幸せを願う
・自分と同じかそれ以上にその人を大切に思う
・その人が苦しい時、側にいたいと思う
・その人が笑っていると自分も幸せになれる
・見返りがなくても変わらずに愛情を注ぐことができる
・その人の側にいてもいなくても変わらない愛情を持ち続けることができる
こうやって書き出してみると「好き」と「愛してる」の違いが見えてきた気がしませんか?
「好き」と「愛してる」の違いってなに?
「愛」と言っても、恋愛、親子愛、家族愛、友達愛、人類愛、動物愛、自己愛など、性別や種族を超える愛まで様々ありますよね。
でもその基本は同じだと考えます。
「相手」が主体となるのが「愛」です。
逆に「自分」が主体となるのが「好き」です。
「好き」は独りよがりでも成立しますが、「愛」は自分の気持ちよりも相手を優先させることができます。
例えば、「好きは正義!」なんて言葉がありますよね?
これは、好きなら何だって許される!好きって気持ちがこの世で一番偉い!!という考えから生まれた言葉ですが、
なんとも浅はかで押し付けがましい独りよがりで自分勝手な妄想です。
「好き」であれば相手の気持ちなんて考えずに迷惑なことを平気で出来る。
「こんなに好きなんだから全て受け止めてよ!」いや、むしろ「こんなに好きなんだから全て受け止めて当然でしょ!?」と言ったところでしょうか。。
なんとも自分本位で自分の利しか考えていない「愛」のない言動だと、そう思いませんか?
人間関係において一番大切なこと
人間関係において一番大切なことは、自分の欲望や承認欲求を満たすためだけに他人を利用してはいけないということです。
先ほどの「好きは正義!」理論は、「好き」という大義名分を振りかざして自分の欲望を満たそうとしているに過ぎません。
本当に相手を心から想っているならば、相手に幸せな気持ちになって欲しいはずです。
しかし自分が幸せになることばかりを考えてそれを主張している。
愛とは程遠い、むしろ正反対の振る舞いではないでしょうか。
いつまで経っても自分のことしか考えていないから、いつまで経っても満たされないのです。
是非自分の大切な人に「愛」を持って接してみてください。
そうすれば自分も満たされ幸せになれることに気づくはずです。