【海外⇄日本】完全リモートワークの実態!【コロナで定着しつつある新しい働き方】

2年前、突然シンガポールに引っ越すことが決まったデジタル女子のシンガポール⇄日本の完全リモートワークの実態と、在宅ワークを快適に進める方法を伝授します!

新型コロナウィルスの世界的なパンデミックにより、自宅に居ながらインターネットを活用した「リモートワーク」「ワークフロムホーム」「オンライン会議」「オンライン授業」などをせざるを得なくなり、今やそれが定着化するまでになりました。

今まで当然とされていた日常生活がことごとく覆り、時代の節目に立ち会っているのだと実感します。

コロナ騒動の前にリモートワーク開始!

新型コロナウィルスにより世間が騒がしくなってきたのが2020年2月頃。

私がシンガポールに引っ越したのは2019年8月のこと。

その頃はまだリーモートワークという言葉さえほとんど聞き馴染みもなく、遠隔地で仕事をする人はノマドワーカーくらいで、オフィス意外で仕事をするという形態はどちらかと言うと珍しい働き方だったのではないでしょうか。

急遽シンガポールへの引っ越しが決まった私は、シンガポールからのリモートワークを提案してみました。

もともと私のしている仕事が、web/アプリ制作・運用・プロモーションなどデジタル・IT関連のもが多かったので、リモートワークでも作業自体に支障がないものが多く、ミーティングもオンライン会議で参加できるということで、リモートだと支障があるPR/広報の仕事だけ段階的に外してもらえるように掛け合いました。

世間的にもそうですが、当時は社内でもリーモートワークの前例はありませんでしたが、なんとも前衛的な判断でコロナ騒動より以前に、イチ早く私の海外⇄日本の完全リモートワークが始まることとなったのです。

海外でリモートワークって実際のところどうなの?

シンガポールの夜のマリーナべイとマーライオン

アジアのグローバルハブでもあるシンガポールへの引っ越しも無事に終わり、いよいよ海外リモートワークライフのはじまりです!

海外引越しに於いての珍騒動は、また別の記事で書きたいと思います。

実際シンガポールでの生活の勝手も分からない中で、通常の日常生活もままならずにリモートで仕事をするのは大変な部分もありました。

慣れないスーパーで、日本では見慣れない食材だらけで、日々のご飯の準備さえもままならない・・・

でも仕事も進めなきゃ・・・

この問題はデリバリーで解決しました!

夫婦共働きが多いシンガポールではGrab(グラブ)というUberやUber Eatsのようなサービスが普及していて、デリバリーできないお店はないんじゃないか!?っていうくらい何でも何処でもデリバリーしてくれます。

引越し当初はシンガポールチキンライスにハマってめちゃくちゃ食べてました。

シンガポールはホーカーズという屋台街文化があって、そこでは安くて美味しいソウルフードが食べられます。

もちろんホーカーズもデリバリーOKです。

また、シンガポールと日本の時差は1時間ということもあり、オンライン会議も問題なく行えました。

アメリカなど、時差が12〜13時間もあるような場所でのオンライン会議となると、早朝7時と夜20時など、なかなかに両サイド共に難しい時間帯にミーティングをセットすることになってしまいまうので、海外リモートワークのしやすさの有無は、時差も関係してくるのではないかと思います。

また、リモートワークではインフラ関係が充実していることも非常に大事だなと思いました。

シンガポールは日本よりもデジタル化が進んでいるくらいなので、Wi-Fi設備もバッチリで苦労することもありませんでしたが、発展途上国などインフラ設備があまり進んでいない地域でのリモートワークは少々下調べが必要かもしれません。

リモートワークの必需品

これはもう何はなくともコレでしょう!

イス!!椅子!!いす!!チェアー!!オフィスチェアー!!

オフィスチェアで足を机に放り出しリラックスする女性

はっきり言ってイスの存在をそこまで重視したことはありませんでした・・

デザインが可愛くてそれなりに座り心地の良いイスなら問題ないと思ってました・・

が!しかし!!リモートワークで初めて知りました!

オフィスでさりげなく使用していたあの椅子たちがこれほどまでに素晴らしい機能を発揮していたとは!!

いわゆる家にある普通のダイニングのイスで何時間も座って仕事するとこんなに腰が痛くなるとは!!

しかも腰だけでなく、なんだか体中が痛い・・・泣

体の調子が悪くなるので仕事が捗らない。

でも仕事は進めなくてはいけないので座り続ける。

更に体の調子が悪くなる・・・というまさに負のスパイラル!!

めちゃくちゃ高価なイスでなくても、1万円程度のオフィスチェアでも効果はテキメンです!

リモートワーク生活を快適に過ごすには最適なイスはマストです!

超必要経費です!

リモートワークを快適に進める方法

テラスでリモートワークをする女性

快適なイスの準備ができたら、次はリモートワークを快適に進める方法ですね!

当たり前ですが、リモートワークはオフィスと違って周りで一緒に仕事をしている仲間がいないため、気を抜くとついダラけてしまい作業がなかなか進まないことも・・

また、家で仕事をしているとやらなきゃいけない家事が目について、ついついやっちゃいますよね。

キッチンが見えれば今晩の料理のメニューのこと、洗ってないお皿のこと、バスルームの近くなら洗濯物のこと、お風呂掃除のこと、リビングなら掃除のこと・・・寝室ならベッドの誘惑が・・・

そうなんです!生活を送っている家では気が散るものが多いのでなかなか集中力を持続させるのが難しいんです。

完全な仕事部屋を作れれば良いのですが、寝室とは別に仕事部屋を用意するのもなかなか簡単なことではないですよね。

そこで私が実際にしているオススメの方法がこちら!

1. 作業場を3カ所以上用意する(ノートPCに限る)

オレンジ色のソファーでコーヒー片手にリラックスしてパソコンを見るメガネをかけた女性

完全な仕事部屋がない限り、家のどこかにある机で作業することになります。

例えばリビングのテーブルがメインポジションとした場合、気が散って来たな〜集中力が切れてきたな〜と思ったらソファーなど別の場所に移動してみてください。

そこでしばらく作業してまた気が散って来たら次はまた別の場所、例えば子供の部屋のデスクや、テラスなんかに移動してそこで作業再開!

そこでも気が散ってきたら思い切ってカーペットの上に寝そべって作業してみても良いと思います。

そしてそこでも集中力が切れてきたな〜と思ったら、またメインポジションのリビングのテーブルに戻る!

そうして作業する場所を転々として気分転換しましょう。

家の中でどうしてもダメになった時は、近所の公園やカフェにパソコンを持って行って作業するといいです。

2. 飲み物のバラエティーを増やす

お盆の上に置いてあるハチミツとジャムとティーセット

オフィスでも飲み物を飲むと思いますが、リモートワークで自宅作業だとドリンクは尚更大事です!

リフレッシュにもなるし、ドリンクを飲むことで無駄な間食も防げます。

オフィスと違って家には食料が常に備蓄されていますからね・・

うっかりお菓子を食べる癖なんてつけてしまったら、体重増量必須です!!恐怖です!

基本的には太りたくないのでノンシュガーの紅茶や緑茶、ハーブティー、ノンカフェインのデカフェ、カフェオレやミルクティー、抹茶ミルク用に牛乳や豆乳。

たまに脳ミソのエネルギーチャージのための100%ジュースやシュガー、ハチミツ!

お気に入りのフルーツなんかもあると最高ですね!

これだけあれば充実したドリンクライフが送れるでしょう。

3. 意識して休憩をとる

顔に本を置きソファーに横たわる女性

気が散って作業が進まない時もある反面、集中しすぎて延々と作業をしてしまうこともあると思います。

もちろん集中して仕事ができることはいいことなのですが、時間を見ながら意識的に頭や目を休ませましょう。

納期や締め切りが迫っているからといって、休憩も取らずに作業をし続けるのは効率的ではありません。

人間の集中力はそこまで長く続きませんし、睡眠不足の頭のままでは作業効率は格段に下がります。

せっかくリラックスできる家にいるのですから、お気に入りの場所で意識的に休憩をとって作業効率をアップさせましょう!

そんなわけでシンガポールに来てまもなく2年、順調に快適にリモートワークを進めております!

新型コロナがもたらした副産物でもあるリモートワークという働き方。

今後ますます加速していくのではないでしょうか。

伊藤クリス/CHRIS ITO

9年間のシングルマザー生活を経て、シンガポールに移住。世界的大人気ゲーム「ファイナルファンタジー」のテーマ曲を歌っているアーティストだが、音楽制作のほか、Web制作ディレクター/デジタルマーケティング/デザイン/PR/アプリ制作運用など、デジタル・IT系の仕事もこなすデジタル大好きデジタル女子の通称:デジ子。心理学に精通しておりメンタルケア心理士資格有。猫好きでひとり息子は高校生。‚

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